回答一覧 - 高度医療(体外受精・顕微授精・ギフト他) No.64 -
年齢:41 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 体外受精で凍結胚を移植する周期にタイミング法はしない方が良いでしょうか。もしくは妊娠率が上がって良いのでしょうか。(2016年7月 第17回 セミナーより)

 凍結胚移植の周期にはホルモン補充周期と自然周期とがあります。ホルモン補充周期の場合にはホルモン剤投与により排卵を抑えますので、タイミングをとってもまず妊娠の可能性はないと考えますので、問題はないと思いますが、自然周期の場合には排卵前に夫婦生活することにより、移植した胚と同時に妊娠する可能性があります。すなわち胚移植は1個なのに双胎になったというケースが時々報告されておりますので、原則的には自然周期の凍結胚移植の場合にはタイミングはされない事をおすすめいたします。[2016年9月20日]
(院長:田中 温)
年齢:39 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 体外受精で受精卵ができた場合、それを凍結したほうが良いのか、移植したほうが良いのか、どのような基準で判断されているのでしょうか。
 また、子宮内膜が10mm以上あり胚盤胞移植を行っても妊娠しない場合、次の治療としてどのような方法が考えられますか。二段階移植は、有効でしょうか。(2016年7月 第17回 セミナーより)

 採卵周期は排卵誘発によって卵巣が刺激を受けているため、正常なホルモン動態に戻った後の凍結胚移植の方が妊娠率は高いです。そのため受精卵が凍結可能な場合は凍結をおすすめしています。しかし受精卵が凍結に耐えられない場合や、排卵誘発後であっても卵巣の腫脹が軽度の場合は採卵周期の新鮮胚移植を選択することもあります。
 内膜厚も十分な状態での胚盤胞移植で妊娠に至らないとのことですが、胚の形態的な正しさが必ず遺伝的正しさと一致するわけではありません。そのためいくら良好な形態の胚盤胞を移植しても100%妊娠に至るとは言い切れないのです。また胚盤胞まで到達する精子と卵子の質をお持ちであるとお見受けしますので、二段階移植よりもまず着床障害の検査を検討されてはいかがでしょうか。[2016年9月10日]
(産婦人科医:市山 卓彦)
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