回答一覧 - 不妊の検査 No.15 -
年齢:36 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 現在治療を3年ほど続けており、体外受精も5回以上行っています。不妊の原因が分からない中治療を続けていますが、何が原因か探った方が良いのでしょうか。腹腔鏡の検査はしていませんが必要でしょうか。(2016年7月 第17回 セミナーより)

 原因不明ということは子宮卵管造影検査と精液検査の結果が正常ということですね。
 その場合はまず腹腔鏡検査が必要です。腹腔鏡検査で癒着が原因ならば、これを治療するだけで自然妊娠も可能ですよ。ぜひ腹腔鏡検査をすることをおすすめいたします。[2016年9月10日]
(院長:田中 温)
年齢:30 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 現在、タイミング法で不妊治療を行っています。
 不妊治療を始める際に精液検査を受け、医師からは問題なしと診断されましたが、定期的に精液検査をする必要はありますか?(2016年7月 第17回 セミナーより)

 精子所見は卵子よりもずっと加齢による影響は少なく、時間が経過しても所見がすぐに悪くなるという事はありません。
 ただ、まれに所見がいきなり悪くなる方もおられますので、なかなか妊娠しないのであれば1年に1回程度、精子の検査をされてみてはいかがでしょう。[2016年9月10日]
(産婦人科医:御木 多美登)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:4回 人工授精:0回 体外受精:0回
 2012年に卵管造影検査を行い、両卵管通っていました。検査の翌月に妊娠し第一子を出産しました。第二子希望で病院に通っています。
 2015年1月に卵管造影検査を再度受け、結果は問題ありませんでしたが、造影剤か抗生剤(バナン)の副作用反応で顔にむくみ、腕に発疹が出ました。その後、タイミングを半年間行うも妊娠に至らず、不妊専門病院に転院したところ、血液検査でクラミジアに感染していたことが発覚しました。
 クラミジアに関しては、第一子のときに検査をしたときも陽性で薬を処方されました。1回服用するだけで治るという薬を主人共々服用しました。服用後、再度クラミジアの検査はしていません。主人の精液検査は問題ありませんでした。
 「卵巣内の卵の数が0.58と低く、良い卵を採取することは難しいだろう。1人出来ているからタイミングからで大丈夫でしょう」と言われて4ヶ月経ちましたが、妊娠に至っていません。
 卵の数が少ないこともあって人工授精にステップアップしようと思い、少しでも不安要素を取り除くため、(1)クラミジアが完治しているか調べてほしいこと、(2)卵管造影検査ができないのであれば通水検査などで卵管が通っているのか調べてほしいことを、担当医に伝えました。しかし、「クラミジアは処方した薬で治っているし、通水は当院では行っていない。また、今年1月に卵管造影検査をしたときに通っていると言われたのであれば通っていることは確かだから、再度卵管の通り具合を確認する必要性、意味はあまりない」と言われました。
 人工授精にステップアップしたとしても、卵管が通っていなければやる意味もないので、改めて確認しておきたいと思うのは、そんなにおかしなことなのでしょうか?また、クラミジア検査前に卵管造影検査を行ってしまいましたが、癒着の可能性はないのでしょうか?他の医師の方の意見をお聞かせください。

 クラミジアに関しましては担当の先生のおっしゃる通り、1回薬を飲めば完治します。ですから、可能性としては、血液検査が持続して陽性なのか、新しくクラミジアにかかったかだと思われます。血液検査は、クラミジアに対する抗体を調べていますので、まれに完治しても抗体が陽性のままの方がおられます。クラミジアのおりものの検査をされてはっきりさせてはいかがでしょう。
 また、卵管造影は当院では1年以上経過した場合は再検査していますので、もう1度されても良いかと思われます。ただ、1年半や2年たっても通っている方もたくさんおられますので、このまま人工授精しても問題はないと考えます。
 癒着が気になるのであれば、腹腔鏡検査をおすすめします。卵管造影では癒着ははっきりとはわかりません。担当の先生とよく御相談されて下さい。[2016年2月16日]
(産婦人科医:御木 多美登)
年齢: 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 腹腔鏡検査は大切とのことですが、過去に妊娠反応があったり、2人目の妊娠希望だったりする場合には、検査は不要と考えてもよいでしょうか?卵管造影検査の異常もありません。
 妊娠や出産をしていても、その後に癒着が発生することがあるのでしょうか。
 (2015年8月 第16回 セミナーより)

 子宮卵管造影検査で異常なしであっても、卵管周囲癒着の有無は分かりません。妊娠・出産後にも癒着する可能性はあります。1年以内に子宮卵管造影検査をされているのであれば、半年程タイミング療法をする方針で良いと考えます。その後経過によって、腹腔鏡検査を検討しても良いかと思います。[2015年8月27日]
(産婦人科医:山口 貴史)
 年齢:32 基礎体温:二相性ではない 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:2回
 1年程前からセントマザーで治療して頂いています。
 前の病院でAMHが0.2と低く、早発閉経の恐れがあるとの診断を受けました。
 1年前に前の病院で測ったAMHの値を参考にセントマザーで治療をしいますが、再度AMH値を調べても値は変わらないのでしょうか?また、AMHの値を調べてもあまり意味はないのでしょうか?

 AMHは卵巣の予備能を評価するための参考としていますが、必ずしも今の卵巣の状態がわかるわけではありません。卵巣は正常に機能し、排卵が規則的に起こっているにも関わらずAMHが低い場合もあります。
 AMHが低い場合、数年後に卵巣機能が低下する可能性があると推測されるため、若い方にも卵巣の状態が良いうちに少しでも良い状態の卵子が採取できるよう体外受精をお勧めすることがあります。
 AMHは1年経過したところで値が大きく変化することはありませんので、再検査は必要ないと思われます。まずは卵巣の状態が良いうちにご妊娠されるよう、お手伝いさせて頂ければと思います。[2015年2月26日]
(産婦人科医:伊熊 慎一郎)
 年齢:32 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:3回 人工授精:回 体外受精:回
 2014年5月に、子宮筋腫と卵巣嚢腫のため開腹手術を受けました。その時一緒に卵管通水検査をしてもらいましたが、左側は水が流れないと言われました。
 手術1ヶ月後に卵管造影検査をしたら、卵管は通っているけど卵管采のところで止まってそれ以上流れないと診断されました。「流れやすい右側に造影剤が流れただけだから心配いらない」と言われましたが、本当に心配いらないのでしょうか?ちゃんと卵をキャッチしてくれるのでしょうか?
 また、セントマザーでの腹腔鏡検査を希望していますが、前回の開腹手術から約半年後でも受ける事は可能ですか?遠方なので長い不妊治療をするのはとても無理なため、腹腔鏡検査だけ受けたいと考えております。

 卵管の機能には、卵管采が卵子を卵管内にキャッチして取り込み、卵管のなかで受精・分割という生命を発生させる機能と、全体が動いて卵を取り込むという二つの大事な役割があります。
 卵管の周囲が癒着しているかどうかは子宮卵管造影検査では分かりません。以前に開腹手術をされている方は半数近くが卵管周囲での癒着が認められる傾向があります。手術後半年以内でも腹腔鏡検査を受けることは可能ですので、ぜひ腹腔鏡検査をされ、癒着があればそれを解除されることをおすすめします。[2015年1月21日]
(院長:田中 温)
年齢:28 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:0回 人工授精:0回 体外受精:0回
 ホルモン検査の結果、LH:0.1、FSH:0.29、AMH:0.97と、AMHが低かったため体外受精を選択しました。まずは子宮の状態を整えるため、3か月間はプレマリンとヒスロンを処方されています。
 私は潜在性高プロラクチン血症(日中:17.04、負荷時:180)と診断されていたので、以前通っていた病院では「パロラクチン」を処方され、寝る前に1錠服用しておりました。このことは今の病院にも伝えています。
 体外受精に向けて勉強をしていると、パロラクチン等の潜在性高プロラクチンに効くお薬を飲まないと化学流産しやすかったり着床しづらかったりするとの書き込みを目にしたので、担当の先生に伝えたのですが、「潜在性高プロラクチンの薬は必要ない」と言われました。
 私は服用後に妊娠できたとの書き込みばかり見かけたので、戸惑っています。先生の指示に従っていればよいのか、不安で不安でたまりません。金銭的にも余裕がありませんので、できることなら一度で妊娠したいです。

 以前のプロラクチン値は潜在性高プロラクチン血症であり、内服治療が必要です。ただしプロラクチン値は非常に不安定で変動しやすいので余り気にされなくて結構です。妊娠するまで服用された方が安心だと思います。[2014年10月11日]

(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:38 基礎体温:二相性 生理周期:不規則 タイミング法:16回 人工授精:0回 体外受精:0回
 昨年3月に不妊治療を始め、同年7月にタイミング療法5回目で妊娠するも、8週で繋留流産の手術を受けました。それ以降、柴苓湯とルトラールの服用とゴナトロピン注用5,000とタイミング指導を受けていて、生理周期はその間不規則(22〜31日)でした。
 4か月前にストレス過多の職場を退職し、適度な運動も心がけてからは理想とされる基礎体温の形が続いています(生理周期:26〜29日)。また、今年4月にD2でのホルモン検査(LH3.4/FSH14.3/PRL12.7)で、医師からは「閉経というわけではなく、卵巣の状態が月によってムラがあって言うことをききにくい状態」との説明を受け、ゴナピュール注用75を受けています。それ以外は特筆する不妊原因は指摘されず、良い卵子さえできればいつでも妊娠できると言われていました。
 ところが体外受精のタイミングの判断のために今年7月に初めて受けたD12でのAMH検査が、0.16ng/ml未満で、あと1,2年で閉経と言われ、大変ショックを受けています。
 現状ではやはり自然妊娠の可能性はないのでしょうか?また、体外受精をしたとしてもほとんど期待できないのでしょうか? 今後の治療法についてアドバイスをお願いします。

 AMHは卵巣の予備能の指標で、卵子の在庫を示します。質を直接表すわけではありません。
 AMH値だけで、正常、異常とは言うことはできません。AMHで自然妊娠が不可能とも判断できませんし、タイミング法を16回されているようですので、排卵誘発剤での反応をみて、体外受精に入ることも相談していきましょう。十分チャンスはあります。[2014年10月11日]
(産婦人科医: 山口 貴史)
年齢:31歳 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 初診の検査を希望しておりますが、受診するタイミングは月経3日目がベストでしょうか?
 また、検査費用はいくらぐらい必要ですか?
 (2014年7月 第15回セミナーより)

 初診は月経3日目で経腟超音波、必要に応じて子宮卵管造影検査やホルモン採血など施行します。
・初診料:850円
・経腟超音波:1,590円
・子宮卵管造影検査:2,960円
 ご参考にしてください。その他ご不明な点がありましたら、ご連絡ください。[2014年8月12日]
(産婦人科医:山口 貴史)
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