2017年1月28日更新 回答一覧 No.1(1-7)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:3回 人工授精:0回 体外受精:1回
 私には特に問題はなく、旦那の精子の運動率が非常に悪いため、ショート法にて採卵後顕微授精を行いました。
 ホルモン補充周期での移植が決定しましたが、ホルモン補充でのテープや膣座薬の説明にまた薬か、と嫌気がさし、なかなか移植に踏み切れませんでした。
 何か他に方法はないのかと、ネットで検索していたら自然周期を知りました。私は生理もだいたい規則的で、これまでのタイミング治療でも排卵していないということはなかったので、「私は自然周期移植では難しい体でしょうか?」と医師にお尋ねし、「大丈夫」ということなので自然周期移植にして頂きました。
 移植当日、チューブもすんなり入り、5分もかからずして器具を抜かれましたが、その後の培養士さんのチェックにて、チューブに胚が残っているとのことで改めて超音波、チューブ等を再度入れ再移植しました。
 5分程度で再移植が終わり全ての器具を取り外し、再度培養士さんが確認→残っているという事を4回程繰り返し、結局移植に1時間程かかりました。
 受精卵の質も良く、融解後も分割が進んでおり、私自身の内膜の厚さも14.5?mmで期待をしているのですが、やはりその移植時のことが気になります。培養士さんからは、今回自然周期移植だった為おりものが多く、チューブからなかなかとれなかったと説明されました。自然周期移植の方は多くいるのに、チューブに胚が残ってしまい、何度も移植を繰り返すというのはあまり聞きません。
 担当医には怖くて聞けません。なぜ、こんなにも私は移植のやり直しをしなければいけなかったのでしょうか?自然周期によるものですか?
 私としては、移植が完全に終わるまで、器具をさされたまま待っていてもよかったです。そんなことより、培養液にも浸かっていない、裸の胚が何分も外にいて大丈夫だったのか不安です。
 また、ET13日目に判定なのですが、それまではルトラールと膣座薬を続けるように言われています。もともと薬は遠慮したかったので、もし着床すらしていないなら、すぐにでも薬の服用はやめたいのですが、ET13日目まで薬を続ける理由は何かあるのでしょうか?

 胚移植時にチューブの中に胚が残ることは当院でも時々ありますが、複数回残るということはまずないと思います。思い切って施設を変えてみてはどうでしょうか。月経が規則正しいのであれば、自然周期では妊娠率は必ず高くなります。薬剤投与に関しては、各施設、各施設長の考えがありますので、一概には何とも言えません。直接ご質問されてお答えをお聞きになられて下さい。[2017年1月28日]
(院長:田中 温)
年齢:35 基礎体温:不明 生理周期:不規則 タイミング法:0回 人工授精:0回 体外受精:回
 卵管を結んでしまったのですが、妊娠を希望しています。体外受精でなく、卵管形成手術を行い妊娠することは可能ですか?

 まずどのような方法で卵管結紮を行ったのかを、手術を受けられた病院に問い合わせていただく必要があるかと思います。また卵管の閉塞機転がどこにあるかも不明であるため、卵管造影を含めた評価が必要であると思います。卵管結紮術後の卵管を再疎通させる方法として、卵管端々吻合術というものがあります。しかし卵管という臓器は精子や卵子の通り道としての機能と、卵子をつかまえる機能の2通りの機能を有しており、端々吻合後にどの程度卵管の機能が改善するかは分かりません。また術後の生児の獲得についても症例報告が散見される程度であり、体外受精へのステップアップが望ましいのではないでしょうか。[2017年1月28日]
(産婦人科医:市山 卓彦)
年齢:42 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:6回
 両卵管閉塞が原因で40歳から本格的に体外受精にて不妊治療を始めました。治療開始が遅かったものの、採卵すると割とグレードのいい胚盤胞が出来るため、毎回凍結胚を移植してきましたが、まだ結果が出ていません。
 転院を検討するも、年齢的にも時間の余裕がないという焦りから転院しないままです。
 不妊治療は保険制度の適用が無い為、医師の経験や知識により、治療のアプローチ方法も可能性も非常に幅があるように思います。妊娠という明確なゴールがあるものの、そのプロセスは病院によって設定金額もばらばらであり、素人が最適な病院を選ぶのは至難の業に思えてなりません。
 転院による最大のメリットは一体何なのでしょうか?
 現在かかっている病院では、主治医との信頼関係はできているものの、アンタゴニスト法でいい効果が顕著に出たため、「同じ方法で誘発して採卵と移植を繰り返すしかできない」と言われてしまいました。
 不妊治療におけるいい治療とは一体何なのでしょうか?

 治療期間も長くなり繰り返しの治療と思われるお気持ちお察し致します。
 現段階でベストな治療法の選択をして頂いていると思いますが、転院することで、例えば同じ排卵誘発法でも投薬のタイミングや量が異なること、採卵のタイミングや顕微授精のテクニック、培養環境など色々と少しずつ違ったアプローチがあると考えます。
 施設を変えることで新たな発見もある可能性もありますので、他施設でお話だけ聞いてみることもよいのではないでしょうか。
 不妊治療における良い治療とは、個人それぞれにあった現時点で考えられるベストな治療方法を選択できること、また、それによって結果がもたらされることと思います。[2017年1月28日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:29 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:25回 人工授精:回 体外受精:回
 現在第2子希望で不妊治療を一年半程行っています。その間、ずっとタイミング法を試しています。
 先月フーナーテストで頸管粘液がドロドロと言われたのでプレマリンを服用していますが、生理周期がかなり長くなってしまいます。いつもは27〜29日で生理が来ていたのですが、プレマリン服用後は生理が来るまでに40日以上かかりました。そして先月、卵胞未破裂だった事も判明しました。また、今月は子宮内膜があまり厚くなっていなかったそうです。
 私としては1日でも早く授かりたいと思うので、生理が40日以上もかかるのがとてもストレスです。来月はプレマリンの服用をやめてみようと思うのですが、プレマリンを中止したら今まで通りの生理がくるのでしょうか?また、頸管粘液はドロドロに戻ってしまうのでしょうか?

 プレマリンはエストロゲン製剤の一種です。プレマリンに月経周期を長くする作用はありません。先月の治療で未破裂卵胞があったとのことですが、排卵しなかったことが原因でしょう。不妊には必ず原因があります。タイミング法を25回行われているとのことですが、不妊の原因検索はお済みでしょうか。是非担当医と今後の方針を相談なさってください。[2017年1月28日]
(産婦人科医:市山 卓彦)
年齢:39 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:20回 人工授精:10回 体外受精:5回
 現在、アンタゴニスト法にて採卵した3日目の6細胞(グレード2)を3つと8細胞(グレード2)を3つ、2本で凍結しています。
 ショート法で採卵した過去5回のIVFでは、一回だけ凍結胚で胚盤胞移植にてうっすら妊娠陽性になりましたが、直ぐに生理がきてしまいました。移植は全て自然周期です。主治医にはどちらでも可能といわれましたが、「ホルモン周期で妊娠して出産に至った女児に、膣ガンの発生する確率が高いといわれている」と説明をうけました。自然周期で続けて失敗しているのでホルモン周期での移植にチャレンジしたいですが、膣ガンの発生率について気になっています。本当のところどうなのでしょうか?

 まず腟癌というのは婦人科癌の中でも1〜2%と非常に珍しい病気で、主にヒトパピローマウイルスが発癌に関連していると言われています。ホルモン補充周期での胚移植と出生した女児に発生する腟癌についての関連については、明確なエビデンスがあるとは言い難いです。かなり古いもので1998年に発表された論文になりますが、妊娠中のホルモン剤使用と腟癌の関連について1940年代から1970年代頃までdiethylstilbestrol(DES)を流産予防目的に妊娠中に投与された女性から産まれた若年女性に、腟癌(明細胞癌)が発生したという報告があります。しかし近年そのような報告は認められていません。しかし医療行為には当然リスクがつきものですし、我々はいつも患者様の利益と損益を天秤にかけながら治療を行っております。担当医の先生にももちろんお考えがあるでしょうし、十分相談されることをおすすめ致します。[2017年1月28日]
(産婦人科医:市山 卓彦)
年齢:45 基礎体温:二相性ではない 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:7回
 4年前、自然周期にて胚盤胞移植し、1人子供がいます。出産後、何度か胚盤胞移植をしてきました。前回、ホルモン補充周期にて胚盤胞移植をしましたが、残念ながら陰性でした。
 次回の胚盤胞で最後の治療となるので、担当医の先生と話し合った結果、「なかなか厚くならない子宮内膜を一度掻爬し(エコー検査ではいつも内膜がモヤモヤしていると言われていました)、排卵誘発剤とHCGを使い、排卵させてから、もう一度自然周期で移植をしましょう」ということになりました。子宮内膜掻爬を行い、治療に入りましたが、排卵せず次周期に繰り越しになりました。子宮内膜も厚くならなくなり、時間ばかりが過ぎていき、諦めるしかないのかと、途方に暮れています。基礎体温も測ってはいますが、二相性になっていないようです。
 現在は血流を良くし、子宮内膜を厚くする目的で、前周期から処方された柴令湯とエパデールS600を1日2回飲んでいますが、効果はありますでしょうか?
 最後の治療になるのですが、年齢もあるので先延ばしせず、ダメ元で早めに移植をするしかないのでしょうか。なるべく後悔ないような形で治療を終わりたいと思っておりますが、気持ちが追いつきません。

 移植にあたって一番大切な要因は受精卵の状態であると思います。子宮内膜の厚さは薄くても、受精卵の状態が良好であれば着床することが多いです。
 もちろん、厚くするために子宮血流をよくするため漢方やサプリメントも試すことはよいと思います。ホルモン補充周期で子宮内膜厚を厚くすることも大切ですが、現在できる限りのことはして頂いているように思います。移植頑張って下さい。いつでも御相談下さい。[2017年1月28日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期: タイミング法:回 人工授精:4回 体外受精:回
 右側卵管閉塞で、平成23年にセントマザーでFT手術と腹腔鏡検査をしました。開通したとのことでしたが、それから1年半ほどして他病院で卵管造影の検査をすると、また右側が閉塞していました。
 左からの排卵に希望をかけて、タイミングをとってきましたが右側からの排卵が圧倒的に多く、チャンスがなかなかありせん。体外受精はまだ考えていないので、もう1度FTをしてみたいと思っています。その場合、再び開通する可能性はありますか?
 また開通後、定期的に卵管造影検査をすることで閉塞を防ぐことはできますか?

 平成23年のFTカテーテル治療で5年以上の時間経過がありますので、再評価して卵管閉塞があるようでしたら、FTカテーテルを再度チャレンジして再開通する可能性はあると考えます。
 卵管の再閉塞を予防することはなかなか難しいです。[2017年1月28日]
(産婦人科医:山口 貴史)
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