2017年6月1日更新 回答一覧 No.1(1-6)
年齢:年齢:38 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:6回 体外受精:1回
 12月に体外受精にトライしましたが、採卵時に5個の卵子全てに透明帯がなく、移植中止になりました。2月に顕微受精を行う予定です。現在、通院している病院で医師からは初めてのケースだと言われました。ネットで調べても昨年、米国で顕微授精で双子を妊娠した事例がありましたが、かなり珍しいとのことで、妊娠可能なのか不安です。今回たまたま透明体が無かった可能性もあると言われましたが、セントマザーでは完全透明帯欠損症の方に対応されたことはありますか?

 全ての卵子の透明帯が欠損しているケースは非常に稀だと思います。私も経験がありません。
 排卵誘発法を変えることによって卵子の発育が正常になった場合には、この問題は解決できるのではないかと思います。[2017年6月1日]
(院長:田中 温)
年齢:30 基礎体温:無関係 生理周期:無関係 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 精液検査を二度行いました。一度目は持ち込みで、精子数80万/ml、運動率2%、奇形100%でした。その後院内で採精し、精子数50万/ml、運動率5%、奇形100%でした。
 通院している病院では、「紹介状は書くので男性不妊外来をまず受診するように」と言われました。やはりこの結果では挙児を得ることは難しいでしょうか?男性不妊外来へ行くよりも、セントマザーに伺う方がいいのでしょうか?妻は40才、AMHの値が0.39で、少しでも早く顕微授精出来るなら!と思っております。

 奇形率が100%ということはまずありません。必ず1〜3匹は正常な精子が認められます。一度、拝見させてください。射出精液の中に精子が認められるということは、充分に妊娠・出産のチャンスがあります。1匹、2匹の精子の凍結は可能です。奥様のご年齢、AMHの値が低い点も考慮してなるべく早くいらしてください。チャンスは充分にありますよ。[2017年6月1日]
(院長:田中 温)
年齢:32 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:3回 体外受精:7回
 体外受精は採卵7回、移植は5日目の凍結胚盤胞(一度だけ5日目の新鮮胚)で10回ぐらい戻していますが、一度も着床すらしたことがありません。胚のグレードもそこまで悪くないようでした。結局原因がわからず転院を勧められ、現在はセントマザーに通院しています。
 染色体や着床障害、子宮鏡等、様々な検査をしましたがどれも異常がありませんでした。唯一、両側卵管閉塞とのことで、先月腹腔鏡下での両側卵管形成術をしました。その際、癒着もないと言われました。この卵管閉塞は今まで一度も着床すらしていない原因として関係があったのでしょうか?術後先生とは、「年齢等も考慮し、せっかく卵管を通したのだから人工授精から始めてみようか」という話になりましたが、これまでの経過をみて結局原因がわからないままなので、本当にこのままで良いのか不安になっています。

 卵管閉塞による着床障害は考えにくいです。ただし、卵管閉塞により、卵管内腔に炎症が起こり、水腫や血腫が存在している場合は関係します。卵管周囲癒着がなく、子宮卵管造影検査で両側通過であれば着床には影響ないと思います。
 一番はやはり受精卵の状態が関係すると考えます。[2017年6月1日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:29 基礎体温:不明 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
 男性不妊で不妊専門のクリニックに通っていましたが、不妊の原因がy染色体のAZFb+c領域の欠損であることが分かり治療を諦めました。この状態では、精子が見つかる可能性はないのでしょうか。少しでもあるのであれば、可能性にかけてみたいと思っています。

 AZF b+c領域の欠損がある場合の精子は、当院でも確認したことがございません。厳しい状況だと思います。[2017年6月1日]
(院長:田中 温)

年齢:37 基礎体温:二相性ではない 生理周期:規則的 タイミング法:8回 人工授精:4回 体外受精:0回
 今回、卵胞15〜21個 、内膜12mmで人工授精前日に点鼻薬(ブセレキュア)を2回ずつ使用しました。2日後の排卵確認では排卵していなかったので、その日にhcg注射を打ったのですが、その時には卵胞22〜27個、内膜が11mmありました。その際、下腹部が痛かったのですが、先生には卵巣が腫れていると言われました。
 現在、生理予定日を3日過ぎています。卵巣の腫れが原因で生理が遅れることはありますか?妊娠検査薬は陰性で、最近は下腹部痛もほぼありません。

 未破裂黄体化卵胞である場合、黄体ホルモンレベルが上がらず、次の月経が遅れることはあります。
 点鼻薬やhCG注射で排卵を促すことはよくありますが、排卵が起こらない時には、卵胞の腫れを助長してしまう場合もあります。[2017年6月1日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:39 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:3回
 ドイツで治療中です。AMHは2.5です。アンタゴニスト法(PuregonによるFSHのみの投与)で採卵を2回行い、1回目は採卵数19個、受精卵数5個で、2回目は採卵数13個、受精卵数1個、でした。どちらも胚盤胞に至ったのは1つでした。誘発の際にLHも投与しないと卵子の質が低下すると読んだことがあったので、他院にセカンドオピニオンを聞きました。そこでは投与が一度のみの利点があるElonva(FSHのみ)を投与するとの事でした。
 「卵子の質を上げたい」と話しても、「Elonvaで良い結果が出ているから」の一点張りで高額の治療費を払う決め手に欠けます。構成成分が同じ誘発剤を用いて、受精率を上げる事は出来るのでしょうか。

 顕微授精の成績は排卵誘発剤によって大きく変わります。すなわち採卵された卵の質によって結果が変わるということです。
 AMH:2.5、採卵数:19ということは、あなたの卵巣の反応は非常に良好です。アンタゴニストの場合にはFSHのみよりも、LHを入れたHMGを交互に加える方法が有利だと思います。ただし、これで結果が良くなるという保証はできませんが、試してみる価値はあると思います。大切なのは画一的な治療法を好むのではなく、治療ごとの結果を参考にしながら一歩でも前進しゴールに近づくということです。[2017年6月1日]
(院長:田中 温)
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