2020年9月18日更新 回答一覧 No.1(1-4)
年齢:42 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:6回 体外受精:1回
 前回の不妊治療では採卵は1個しか出来ませんでしたが1回目の体外受精で、妊娠・出産に至りました。
 あれから数年経ち、夫が「2人目はもう無理だろうか」と聞いてきました。1人授かれば十分だと思っていたのですが、贅沢な悩みですよね。
 ただ妊娠・出産後に色々とありました。まず不妊治療中に分かった左卵巣のチョコレート嚢胞は出産後になくなっていました。それは良かったのですが、妊娠初期の検査で子宮頸がん上皮内癌とわかり、出産後3ヶ月を経て円錐手術しました。それが2015年です。それからは順調に回復し現在に至ります。子宮頸がんに関しては問題ありませんが、1.5cmぐらいの子宮筋腫が3つあるそうです。あと先月生理後3日目に不正出血があり超音波で子宮内膜を調べましたが、疑わしい厚さではなく緊急性がないとのことで止血剤と卵巣の働きを良くする漢方薬で良くなりました。ただ円錐手術による傷口の関係からか、子宮体癌の検診をしようとすると激痛で行えませんでした。
 確かに2人3人連れている方や妊婦さんを見ると色々思うことはありますが、私は今でも十分幸せです。
 ただ主人の諦めがつかない部分もあるようで、こんな状況の2人目不妊治療で妊娠・出産可能性はありますか?

 ご出産後の経過(円錐切除や子宮筋腫、子宮体癌の検診の痛み)に関しては、今後の不妊治療に差し支えないと考えます。
 現状で1番大切なことは、ご年齢とそれによる卵巣機能の低下の状況です。
 一般的に妊娠率・出産率は下がりますが、可能性はありますので一度診察し、現状の把握をしていきましょう。[2020年9月18日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:26 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:1回 体外受精:0回
 私は過去に6回化学流産をしています。病院管理で4週後半から5週あたりで胎嚢が見えないまま出血がはじまり化学流産となります。6回のうち1回はなにも処置はせず、1回は出血が止まらないため掻爬手術、4回は子宮収縮剤を使用しました。クラミジアにより左卵管は閉塞しているため、すべて右卵管からの排卵です。不育症検査(保険内・保険外)、夫婦染色体異常検査など、全て異常はありませんでした。最後の化学流産の時は初めて人工授精をしましたが、柴苓湯を飲んでいたにも関わらず化学流産でした。毎回同じタイミングで流産になるのがひっかかりますし、2〜3回ならたまたまで済むのですが6回なので辛いです。今通っている病院では「次はアスピリンを試そう」と言われています。
 何が原因なのでしょうか?何をしたらいいのでしょうか?
 慢性子宮内膜炎などネットで見たのですが主治医は「そこに原因はあまり感じない」と言っていました。慢性子宮内膜炎の検査はした方がいいと思いますか?

 免疫検査のTh1/Th2は正常で問題なかったでしょうか。また子宮内膜炎の検査はした方がよいでしょう。子宮鏡や子宮内フローラの検査も受けてみてください。
 今後検査上問題がなければ、リンパ球移植をおすすめします。当院では2週間に1回計4回施行し、妊娠したら追加で1回施行します。[2020年9月18日]
(産婦人科医:永吉 基)
年齢:36 基礎体温:不明 生理周期:不規則 タイミング法:6回 人工授精:2回 体外受精:3回
 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で体外受精をしましたが、3度の流産をしました。不育症の検査は異常なく、「多嚢胞だと染色体異常の割合が少し高くなる事があるため、着床前診断も考えた方がよい」と言われ迷っています。
 現在、4ABの凍結胚が7個あります。次の移植前に着床前診断をした方がよいのでしょうか。
 もし着床前診断を行う場合、凍結胚を融解して検査するのと、凍結前の胚を検査するのとでは胚へのダメージ・生存率は大きく異なるのでしょうか。

 不育症精査にて異常がないとのことですが、御夫婦の染色体も異常がなかったということでしょうか。
 流産を3回繰り返されたことは大変な心労ですので、4ABの凍結胚は良好胚ですので、着床前異数性検査を選択肢として検討されてみてはいかがでしょうか。
 再凍結することに関しましては、胚盤胞の良好胚ですので、生存率が大きく下がることは少ないでしょう。[2020年9月18日]
(産婦人科医:山口 貴史)
年齢:31 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:1回
 AMHが低く、1回目の採卵では3個しか成熟卵が得られず、受精したのは1個でした。
 2回目の採卵で採卵数を増やすことはできるのでしょうか?

 採卵数は卵巣機能にあわせた排卵誘発法の検討がとても重要です。
 成熟卵が3個とのことですが、採卵時の穿刺可能であった数が多いのであれば、誘発剤の再検討をすることで、採卵での成熟卵の獲得を多くすることが可能でしょう。
 また、月経開始時の胞状卵胞数の評価はとても大切ですので、再評価することが必要と考えます。[2020年9月18日]
(産婦人科医:山口 貴史)
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