回答一覧 - 治療とつきあう・カウンセリング・その他 No.5 - |
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不妊治療を始めて2年になります。8ヶ月前より体外受精(IVF)に挑戦していますが、いつも卵の分割がすすまずに残念な結果となります。最近では思いつめてしまって、治療に行くのも辛くなってきました。友人は、少しお休みして、気分転換をしてみたらどうかとアドバイスをしてくれましたが、年齢のこともあり(38歳です)お休みする勇気がもてません。気分をリフレッシュすることで妊娠しやすくなるでしょうか?
子供ができなかった方が旅行に行ったり、同居から独立して夫婦で別居したりすることで急に妊娠したという話を聞きます。これは実際には確率としてはそれほど高いものではないと思いますが、精神的なストレスから開放されることによって、生殖に関する機能が高まったということは充分考えられることです。ですから、ストレスの原因となるものがある場合には、それを早く取り除くことが妊娠につながる道だと思います。単にお休みするだけでは効果は無いと思います。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
タイミング療法をしています。治療前は夫婦仲もとてもよく、夫婦生活も普通にあったのですが、最近では、その日に、どうしてもしなければならないという義務感が芽生えてしまって、病院から言われた日以外には夫婦生活をもつこともなくなりました。子供を授かれば、また元に戻れるのか・・と思っていますが、辛くてたまりません。どうすればよいでしょうか。
不妊症の治療は排卵日を見つけて治療を行いますので、どうしても夫婦生活が生殖のためにのみ行うという機械的なものになってしまい、味気のないものとなってしまう可能性があります。また、奥様が妊娠できるようにと御主人に排卵日に強く夫婦生活を強要することも男性にとっては辛く、かえって夫婦生活がうまくできなくなるということもありえますので、その点はご注意下さい。しかし、例えそのようなトラブルがあったとしても、一時的なものですので、出産・妊娠することによって元通りになることは充分考えられます。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
主人と夫婦生活をもっているのですが、今までオルガズムというものを感じたことはありません。なかなか子供ができないのはこれが原因なのでしょうか?不感症というのは不妊の原因になるのでしょうか?
女性が絶頂感(オルガズム)を感じられないということは不妊の原因には関係ないと思います。夫婦生活の中で精子を膣腔内に射精できるならば、精子は子宮を通って卵管内に到達しますので、後は排卵が上手く起こるかどうかです。オルガズムがあるかどうかと排卵は直接関係ありません。しかし、男性が不感症の場合には勃起・射精ができなくなりますので、不妊の原因となります。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
結婚して2年半ですが、妊娠しないので、妻と受診をしました。妻の卵管に問題があり、体外受精(IVF)しか方法はないとの診断を受け、本人はとてもショックだったようです。帰宅してから、泣いてばかりで、次の日には離婚届まで用意するほど思いつめているようです。明るくて、家事が大好きだった妻が、今では1日のほとんどをベッドの上で過ごすようになってしまいました。鬱病などの精神的な病気を恐れているのですが、精神科を受診した方がよいでしょうか?希望ができれば、妻も元気を取り戻せるのではないかと思っていますが、精神科と産婦人科で連携して治療をすることは可能でしょうか?
子供ができないと宣告されることは女性にとっても男性にとっても非常に辛いことです。自分の人間性を否定されたかのように感じられるかもしれません。ですから、私たちは診断する際には患者様にダメージを与えないように注意して話しておりますが、原因として不妊の原因が歴然としている場合にはそれを伝えざるを得ず、それを乗り越えた上での妊娠の治療法が重要となってまいります。大変辛い時を過ごすことがあるかと思いますが、これは御夫婦で手を取り合って何とか乗り越えられて下さい。ただ、中には精神的に非常に敏感な方もおられて、トラウマとなってしまい、日常生活に支障をきたすようなことがある場合もあります。そのような場合には精神科に行っていただいて、軽い抗鬱剤などを服用されることはいいことだと思います。辛い状態を無理に我慢する必要はありません。是非お薬を飲んでいただいて、通常の日常生活を送れるようにされることをおすすめいたします。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
なかなか子供ができないので、病院を受診しようと思っていますば、少しためらっています。不妊治療にはすごく費用がかかると聞いているので、現在の経済状態では少し厳しいものがあります。不妊治療には保険はきくのでしょうか?保険がきいて、経済的な負担が少なければ、頑張れるかとは思っているのですが...
不妊治療は原則的には保険はききません。しかしながら、不妊の原因が男性側、女性側にはっきりとしている場合には、その検査・治療は保険がききますが、体外受精は保険適用外となります。本来ならば、不妊治療に保険が適用されれば1番理想的なのですが、なかなか国が認めてくれないようです。しかし、最近助成金制度が充実してきておりますので、以前よりかは経済的な負担は少し軽減してきているものと思われます。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
不妊治療を始めて1年になりますが、なかなかうまくいきません。周囲には、治療をしていることをあまり話していないし、主人に話しても理解してもらえないので、悩みを打ち明けられないでいます。私の通っている病院でもカウンセリングを行っていますが、費用が高いし、かなり順番を待たないといけないということで、「カウンセリングを受けなくても、まだ1人で頑張れる」と自分に言い聞かせています。本当は誰かに聞いてもらって、エネルギーを蓄えたいのですが、カウンセリングはどういった場合に受けるとよいでしょうか?また、セントマザーではカウンセリングを行っていますか?
不妊治療が1回や2回ですんなり妊娠される方はカウンセリングは全く必要ないと思いますが、何度やってもできない方は、経済的、精神的、肉体的に辛い日々を送るようになると思います。このような場合には、御主人に言ってもなかなか理解してもらえない、両親には言えない、姑には尚更言えないという方は結局は1人で自分の心の殻の中に閉じこもってしまいがちです。このような状態は、長い不妊治療を続けていく上では決していいことではありません。そのためにカウンセリングがあります。当院でもカウンセリングをご希望の方には無料でいつでもお受けしております。条件としては他の方に話の内容が聞こえないような完全に独立した部屋が必要です。そして、カウンセラーは不妊治療の内容に詳しく、また、カウンセラーとしての資格を持った方が適任だと思います。もちろん私たち医師が最も患者様の治療内容を熟知しているわけですから、私たちがゆっくりお話しなければなりません。しかし、通常の診療内では時間的に難しく、ゆっくり時間も取れませんので、そのような場合には、休日や時間外に予約をしていただければいつでも対応できます。しかし、医師にはなかなか言えないような内容もあると思います。そのような方にはカウンセラーによるカウンセリングが望ましいと思います。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
不妊治療に通い始めてもうすぐ1年になります。自分が不妊とわかるまでは、不妊症の患者はそんなに多いものではないと思っていたのですが、通い始めると不妊症の患者さんがたくさんいることがわかりました。こんなにたくさんの不妊に悩んでいる方がいるのですから、不妊症患者を支援する機関があってもいいと思うのですが...不妊症患者を支援する機関はあるのでしょうか?あれば教えて下さい。
不妊症で悩んでいる患者様の支援グループというものは、それぞれの施設によってあると思いますが、当院ではグループとしてはございませんが、毎年セミナーを開催し、不妊治療と戦ってきた方で、体験談をお話して下さる方が支援グループとしてホームページでアドバイザーとなっていただいておりますので、その方たちと直接お話ができるような体制をとっております。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
こんにちは。現在不妊治療に通い始めて1年半になります。私は、パソコンを扱う仕事をしているので、情報のほとんどをインターネットから集めています。しかし、インターネットは、真偽が混ざっていて、どれが本当の情報なのか見極めるのがとても大変です。不妊治療に関するサイトで信頼できるものがあれば知りたいのですが、教えていただけないでしょうか?
現在では、無数のWebサイトが存在し、その中から正しい情報を集めることは、大変難しくなりました。
インターネットを用いた情報集めのポイントとして、「発信源が信頼できるかどうか(実在する病院や団体など)」「複数のサイトで同じ情報が掲載されているかどうか」といった点が挙げられます。上記の2点がクリアできていれば、比較的、信頼度の高い情報であると考えてよいと思います。 しかしながら、最新情報や、狭い分野の情報は、この2点をクリアすることは難しくなります。このような問題点を解決するために、本サイト(ABC不妊治療Q&A百科事典)を開設いたしました。その背景には、誤った情報に惑わされず、正しい知識をもって、安心して治療に臨んでいただきたいという当院スタッフの強い思いがあります。当院の患者様からの御質問はもちろんのこと、セカンドオピニオン・サードオピニオンを御希望の方の御質問も受け付けております。御質問には、当院のスタッフが責任をもって回答させていただいております。今後、治療における不安や御不明な点などがございましたら、いつでもご利用ください。お待ちしております。 また、不妊治療に関するサイトで、掲載許可をいただきましたサイトの一覧を下記にまとめておきますので、参考にされてください。 ・妊娠したいネット(http://www.prepremama.net/) ・赤☆ネット(http://www.aka-hoshi.net/) ・不妊治療・不妊症「子宝ねっと」(http://www.kodakara.jp/) ・CHUCHU(http://chuchu.lolipop.jp/) ・All About(http://allabout.co.jp/children/sterility/) 不妊治療は、患者様1人1人の体質や治療環境により方法が異なってきます。ですから、Webサイトに掲載されている情報を鵜呑みにせず、ご自身の治療に関しては必ず主治医と御相談されてください。Webサイトの情報は、あくまでも「参考程度」とお考え下さい。[1周年特別企画 2006年12月20日] (情報管理部スタッフ)
不妊治療に通い始めて8年になります。これまで2回の流産をしましたが、出産には至っていません。年齢も40歳を超え、最近ではもう諦めなければならないのではと思っています。しかし、これまでの努力や使ってきたお金のことを考えると、諦めるのには勇気がいります。でも、もう望みがないのであれば、主人と2人での生活を考えていきたいと思っています。不妊治療を諦めるきっかけはどういうものでしょうか・・・先生に言ってもらえれば、自分が納得できるような気がしてメールしました。お答えづらいこととは承知していますが、お願いします。
女性は年齢が高くなるに従い、卵子の質・数ともに低下し、また、妊娠後の流産率も高くなります。これは、女性の生理的な現象ですので、ある程度は避けられないものでしょう。しかしながら、現在の女性の体力、生殖能力は徐々に高くなってきているように思いますので、基礎体温が規則正しく、かつ二相性になっているような方は40歳以上でも充分可能性があると思います。卵巣の中の胞状卵胞の数、位置、大きさなどや、ホルモン検査を行うことにより、卵巣の予備能を正確に知ることにより、40歳以上でも妊娠・出産する可能性は充分あると思います。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
私は、子宮外妊娠を2回経験しました。2回目では卵管が破裂して大出血をしてしまったため、保存療法も使えず、結局両方の卵管を切除してしまいました。手術の際に、子宮にも影響を与えてしまったため、子供をもつことはかなり難しいと言われてしまいました。主人は私の身体を気遣って、子供は無理をしなくてもいいと言ってくれましたが、どうしても受け入れられません。何も悪いことはしていないのに、どうしてこんなことになってしまったのか・・・と辛くて涙が出ます。どのようにして受け入れていけばいいのでしょうか。
2回の子宮外妊娠で両方の卵巣が閉塞している場合には体外受精しか妊娠する方法はございません。しかし、あなたにとって体外受精という方法であれば妊娠はまず90%以上は可能です。生まれつき卵巣がない方、子宮内膜症で、卵巣のほとんどを摘除した方、生まれつき子宮がない方などに比べればあなたはずっと恵まれているとお考え下さい。そのような現状をご理解していただければ、充分立ち直っていただけると思います。勇気を持って治療に臨まれてください。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
不妊治療を始めて5年半になります。卵管造影検査、腹腔鏡検査、ホルモン検査・・・と思いつくだけのあらゆる検査を行いましたが、どこにも異常はありませんでした。主人の精子も、数も運動率も問題なく、これまでに行った何度かの精液検査でひっかかったことはありません。ですが、まったく妊娠せず、主治医には原因不明不妊と言われてしまいました。もう私たちに希望はないのでしょうか。この先どうすればよいのか本当に悩んでいます。
腹腔鏡検査でも異常がなくて妊娠しない場合には精子と卵子がうまく受精していない受精障害が考えられます。このような場合には体外受精(IVF)にステップアップした方がいいと思います。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
結婚して4年が経ちました。1年前より不妊治療を開始しました。人工授精(AIH)を4回行いましたが、うまくいかず、年齢が37歳ということもあり、早めに体外受精(IVF)へのステップアップを決めました。先日、体外受精の前に、腹腔鏡検査などの検査を行い、主人も再度検査しましたが、私も主人もどこにも問題はありませんでした。なぜ妊娠できないのでしょうか?不妊症には必ず原因があるわけではないのですか?不妊の原因がわからない私たちのような夫婦はどれくらいの割合でいるのでしょうか?
腹腔鏡などの検査で問題が見つからない場合は珍しくありません。こういった場合は精子が卵子と上手く受精していない受精障害が考えられます。体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)に入ることをお勧めいたします。不妊の原因の約30%がこのような原因不明であると考えられます。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
生後1年の男の子がいます。先日、主人がおむつを替えていて、睾丸がおかしいと言うので、病院に連れて行ったところ、停留精巣で手術が必要だと言われました。停留精巣はどうしておこるのでしょうか?先生の話では、子供の時に手術をすれば問題はないとおっしゃいますが、まだ小さいので、手術なんて、かわいそうでなりません。大人になって手術したのでは遅いのでしょうか?また、手術で通常の状態に治りますか?
精巣は本来胎児が妊娠30〜32週目の時点で腹腔内から陰嚢内に降りてきますが、陰嚢内に下降せず、腹腔内に留まった状態で出産した状態を停留睾丸といいます。停留睾丸の原因は先天的なもので、原因は不明です。
大体、生後1歳〜3歳で手術するようです。本来、陰嚢内は腹腔内より温度が3度ほど低くなっていますが、停留睾丸では、体温が低くならず、精巣自体の機能がほとんどなくなると同時に、まれに悪性化するといった問題点があります。ですから、1歳以上になると早期に手術することが一般的です。停留睾丸後の造精機能は1度障害を受けると、手術後元に戻るということはあまり期待できないようですので、早めに治療を開始することをおすすめします。[1周年特別企画 2006年12月20日] (院長:田中温)
精子減少症と診断され、妻とともに治療に励んでいます。先日、友人に相談をしたところ、マスターベーションや性交をしすぎたから、精子が少なくなったのではないかと言われました。確かに、若い頃のことを思えば、少ないとはいえないかもしれません。そういったことは関係しているものなのでしょうか?
マスターベーションや性交をし過ぎて不妊になるということはありません。全く関係がありません。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
3ヶ月前に、精子の状態が悪いと言われてから、主人は、日常生活や食生活に気を遣うようになりました。規則正しい生活をして、野菜もたくさん食べてくれるようになったので、妻の立場からすると嬉しいのですが、その反面、心配していることがあります。熱いお風呂につかると、精子が熱くて死んでしまうからダメ、長時間お風呂につかるのもダメ、ブリーフは睾丸を締め付けるからダメ・・・と言ってきかないのです。「お風呂はリラックスできるところなんだから、しっかり疲れをとる方がいいと思うよ」と、私が言ったところで聞く耳をもちません。このままでは主人が精神的に追いつめられていくのではと不安です。実際にそういったことはあるのでしょうか?専門のお医者様から説明をしてください。お願いします。
きつい下着や熱いお風呂、サウナなどで精巣を高温の状態にすることは不妊の原因であるといったことが欧米の教科書には書いてありますが、一般的にはあまり問題ないと思います。日本人はお風呂を好む民族ですので、もしこれが事実ならば、日本人には不妊症が多くなるということになります。ですが、そのようなことはありませんので、ご安心ください。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
子宮内膜症の治療でスプレキュアを使用しています。先日、LH-RHアナログも治療に有効だと聞きましたが、スプレキュアとは違うのですか?GnRHアナログとかLH-RHアナログなど、よく似た名前が出てきてよくわかりません。何が違うのでしょうか?また、なぜ内膜症に効果があるのでしょうか?
LH-RHアナログとGnRHアナログは一緒であると考えられて結構です。脳下垂体から排卵に必要なLH、FSHを分泌させるために視床下部よりホルモンが分泌されます。この自然のホルモン作用に更に科学的に変化を加え、その効果を強力にしたお薬です。このお薬によってLH、FSHなどの排卵や内膜増殖に必要なホルモンを抑えることによって内膜症の治療をいたします。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
現在、子宮内膜症の治療でLH-RHアナログの投与を行っています。LH-RHアナログは副作用の少ないお薬だと聞きましたが、具体的にはどのような副作用があるのでしょうか?
LH-RHアナログを使うことによって状態は閉経状態になります。すなわち、排卵が終わった状態です。ですから、閉経期のような更年期症状が出てくる場合があります。急に身体が熱くなったり、汗をかいたりイライラしたりなどの症状です。ほとんどが一過性で、程度は軽いものですが、酷い場合には卵胞ホルモンなどを少し加えることによって軽減されるようになります。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
こんにちは。職場の人間からの一言が気になって、通常の食事量を半分以下にするような無理なダイエットを始めました。3ヶ月後には、1日に1食あるかないかという生活になり、3ヶ月で20kgちかく体重が落ちました。先月から、月経が止まってしまい、初めて自分の無理なダイエットを悔やみました。元に戻りますか?どうすればよいのでしょうか・・・
ダイエットのし過ぎで体重が3ヶ月で20kg近く低下したために無月経になったということですが、これは非常に危険なことです。視床下部性無月経の原因となります。あなたの体重がもし、60kgの状態で40kgになる、または50kgの状態が30kgに減少することは非常に危険です。極度な場合には生命の危険もあります。ただし、100kgの人であれば70kgぐらいはいいかもしれません。いずれにしてもダイエットをする場合にはスケジュールを立てて栄養士や産婦人科医とともに行うことが重要です。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
無理なダイエットは月経不順につながるという話をよく聞きますが、どれぐらいまでなら体重を減らしても大丈夫なのでしょうか?最近ちょっと太り気味なので、ダイエットをしたいと思っているのですが...
体重はBMIというものがあります。その数式は体重を身長の2乗で割ったもので、20〜25が理想です。25以上が肥満となります。一般的には「身長−100×0.9」が理想体重だと思ってください。ですから、160cmの方であれば54kgが理想であるということです。しかし、60kgぐらいまでなら大丈夫だと思います。[1周年特別企画 2006年12月20日]
(院長:田中温)
詳しい検査をした結果、脳下垂体腫瘍(プロタクリノーマ)が見つかりました。テルロンを処方されましたが、他に、ブロモクリプチンというお薬もあると言われました。何が違うのでしょうか?これらの副作用があれば教えて下さい。また、手術など他の治療法はないのでしょうか?
ホルモン検査で数値が異常ということで、どういった治療が必要なのでしょうか?また、妊娠できるでしょうか?
プロラクチンは脳下垂体から出るホルモンで、出産後乳汁を分泌させるホルモンです。しかし、非妊娠時にこのホルモンが高くなりますと、排卵障害や着床障害などが発生し、不妊症の原因となります。ですから、このプロラクチンが異常に高い場合には、これを下げるお薬として、ブロモクリプチンやテルロンなどが広く使われています。これらは、安全なお薬ですが、副作用として嘔吐などをうったえる方もいらっしゃいます。最近のお薬は、その副作用がかなり少なく、飲みやすくなっています。一般的には、妊娠確認以降は胎児に対する影響があると考えられますので服用を中止しております。
プロラクチンの値が正常値よりも極度に高い場合には脳下垂体腫瘍を疑い、脳のレントゲンを撮ります。レントゲンで脳下垂体腫瘍を疑われた場合でも、神経学的な症状が出ない場合には、まずは飲み薬だけで治療を行います。もし、視野が狭くなるなどの症状が強く出た場合には、外科的に手術、または放射線療法を行うこともありますが、基本的には飲み薬が主要の治療法です。[1周年特別企画 2006年12月20日] (院長:田中温)
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